TOKYO, Mar 22, 2022 - (JCN Newswire) -  三菱重工グループの三菱重工エンジン&ターボチャージャ株式会社(MHIET、社長:梶野 武、本社:相模原市中央区)とトルコ共和国有数の財閥チャルックホールディング(Calik Holding)傘下の総合エネルギー・インフラ事業会社であるチャルックエナジー社(Calik Enerji Sanayi ve Ticaret A.S.)(注1)は、太陽光などによる再生可能エネルギー発電とレシプロエンジン発電および蓄電池を組み合わせ最適な安定制御ができる“トリプルハイブリッド”自立給電システム「EBLOX(イブロックス)」(注2)のデモプラントを建設しました。チャルックエナジー社との間で2019年に調印した、電力供給網の整備が遅れているアフリカ地域などを中心とするEBLOXの拡販に向けた協業(注3)によるものです。デモプラントはチャルックホールディングのグループ会社で、トルコのマラティヤ(Malatya)に本社を置くチャルックデニム社(Calik Denim Tekstil Sanayi ve Ticaret A.S.)の工場内に設置されました。

今後、 EBLOXのさらなる改善のためデモプラントを通じてデータを集める一方、マイクログリッド構築に携わるアフリカやトルコ周辺国の潜在顧客をデモプラントに招き、その地域の電力需要に応じた再生可能エネルギーの最適な利用状況を実演してシステムの有効性をPRします。EBLOXは、天候などに左右されやすい自然エネルギー(変動性再生可能エネルギー)由来電力の割合が大きくなると電力供給量が不安定となる現象への対応手段として、MHIETの技術基盤を有効活用し開発されたもので、現在、トルコ国内やその周辺国、アフリカ地域などで太陽光発電設備の普及提案に力を注ぐチャルックエナジー社が強い関心を示したことから、今回のデモプラント建設が実現しました。

デモプラントは、再生可能エネルギーの不安定な電力を3種の電源ミックスにより最大限活用することを模擬し、電力系統から離れた場所にあるマイクログリッドへの電力の安定供給、燃料コストの低減、脱炭素化の状況を実演することが可能です。それぞれの能力は太陽光発電120kW、蓄電池150kW/150kWh、エンジン発電機34kW×2セット、また300kWの模擬負荷装置も備え、これらをマイクログリッドコントローラー「COORDY(コーディ)」で制御するシステムです。

世界中には、電力会社の送配電網が行き届かないため簡便な自立型マイクログリッドを求める地域が多数ある一方、地震や風水害などの災害対策としても自立可能な分散型電源への期待が高まっています。また、それらの地域でも脱炭素化の流れから、できるだけ多くの再生可能エネルギーを適用したいというニーズがあります。

三菱重工グループが戦略的に取り組むエナジートランジションの一翼を担うMHIETならびにアフリカ地域市場に強いチャルックエナジー社は協業をさらに深めていきます。また、同地域を中心に変動性再生可能エネルギーを安定化して組み込めるEBLOXをソリューションとして提案することで、将来的な脱炭素社会の実現を目指すとともに、社会課題の解決に貢献していきます。

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https://www.mhi.com/jp/news/22032201.html

三菱重工グループについて

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