TOKYO, Jun 14, 2021 - (JCN Newswire) -  NECは、「2025中期経営計画」の達成とさらなる成長を目的として、経営・事業・社員の観点によるコーポレート・トランスフォーメーションを加速する変革プロジェクトを牽引する「Transformation Office」を2021年4月にCEO直下に立ち上げ、プロジェクトを開始しました。

本プロジェクトは「2025中期経営計画」における文化と経営基盤の変革を実行するもので、制度、プロセス・組織、ITにデータ・人を加えた「三位一体 Plus Oneの改革」を約150のサブプロジェクトで遂行します。これにより、デジタル基盤構築や改革手法のノウハウを蓄積するとともに、自身の取り組みをリファレンスモデル化し、お客様の課題解決に向けてオファリングとして提供します。

昨今の外部環境の劇的変化、ビジネスインフラを支える技術の目まぐるしい進化を受けて、ビジネス環境はさらにダイナミックに変化しています。NECはPurpose(存在意義)の実現を目指したEmployer of Choice-選ばれる会社への変革に向けて本プロジェクトへ500億円超の投資を行います。本プロジェクトにより、NECはコーポレートインフラの再構築を行い、経営基盤と人材の高度化を進め、ビジネスアウトカムの創出につなげます。

1. CEO直下に本プロジェクトを遂行する「Transformation Office」を立ち上げ
コーポレートラインと事業ライン双方のトランスフォーメーションを推進する「Transformation Office」を新たに立ち上げました。ファイナンス、人事、マーケティング、営業など複数部門の多彩なメンバーにより、すべての経営陣・組織・社員と連携して約150にわたる全社プロジェクトを遂行します。

2. End to End データドリブン経営の推進
コーポレート機能およびコーポレートガバナンスの再構築と、それに合わせた営業・経理・財務などの各領域情報を一元的に管理できる仕組みを構築し、データを中心とした、経営戦略を実行する体制に変革します。財務・非財務横断でのデータ基盤を統一したアーキテクチャに再構築し、NECの最先端AIを活用してさらなる高度化を目指します。

3. Smart Workのさらなる進化
NECは2018年から進めているカルチャー変革により、社員一人ひとりの「働きやすさ」の向上に注力してきました。Web会議の活用をはじめ、COVID-19の影響などにも柔軟に対応できる環境の提供を通じて、テレワーク率85%達成を実現しています。今回のプロジェクトではさらに次のステージとして「働きがい」の向上に取り組みます。信頼・挑戦・成長・誇りの4つの経験をサポートする「働きがい創造モデル」を策定して、社員の自律的なキャリアデザインを可能にし、働きがいを実感できる環境を提供していきます。

4. 次世代デジタル基盤改革
コーポレート・トランスフォーメーション実現に向けて、2025年までに700超の社内システムをモダナイゼーションし、次世代デジタル基盤への変革に取り組みます。NECの保有する最先端の技術とエンジニアリング手法などを積極的に取り入れるとともに、ここで得た知見でオファリングをさらに強化していきます。

なお、これまでのNECのDXの取り組みについては経済産業省と東京証券取引所が選定する「デジタルトランスフォーメーション(DX)銘柄2021」および「デジタル×コロナ対策企業(レジリエンス部門)」でも評価されています。(注)

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://jpn.nec.com/press/202106/20210614_02.html

概要:日本電気株式会社(NEC)

詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。

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