TOKYO, Apr 21, 2022 - (JCN Newswire) -  三菱電機株式会社は、パワー半導体の新製品として、再生可能エネルギーの電源用電力変換機器の小型化・低消費電力化に貢献する「産業用LV100タイプ 2.0kV IGBT※1モジュールTシリーズ」のサンプル提供を2022年5月から開始します。なお、本製品は「PCIM Europe 2022」(5月10日~12日、於:ドイツ連邦共和国・ニュルンベルク)に出展します。

近年、低炭素社会の実現に貢献するキーデバイスとして、電力を効率よく変換するパワー半導体の需要が拡大・多様化しています。特に、再生可能エネルギーを電源とする電力系統では、システム動作電圧の高電圧化による電力変換効率の向上が求められており、システム内部で使用されるインバーターなどの電力変換機器においては、安全性の評価基準である低電圧指令※2の上限電圧DC1500Vに対応する機器への需要が高まっています。

今回、当社がサンプル提供を開始する「産業用LV100タイプ 2.0kV IGBTモジュールTシリーズ」は、主に数百kWから数MWクラスの大容量システム用として、DC1500Vの電力変換機器に適応した2.0kV耐電圧製品で、再生可能エネルギーの電源需要に対応します。2.0kV耐電圧素子の採用で、お客様によるDC1500V電力変換機器の設計を簡易化し、第7世代IGBTとRFCダイオード※3をIGBTモジュールに搭載することで、再生可能エネルギーの電源用電力変換機器の小型化・低消費電力化に貢献します。また、並列駆動が容易で大容量化に適した産業用LV100タイプの外形パッケージを採用したことで、大容量システム設計の簡素化にも貢献します。

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概要:三菱電機株式会社

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