岸田文雄首相、CNNモンゴメリー花子のインタビューに応じる
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東京, 2024年4月9日 - (JCN Newswire) - 岸田文雄首相は、今週水曜日(10日)に予定されているワシントンでのジョー・バイデン米大統領との会談を前にCNNの受賞歴のある国際特派員、モンゴメリー花子(Hanako Montgomery)のインタビューに応じました。岸田首相は、訪米中、連邦議会の上下両院合同会議で演説を行うほか、史上初の日米比3カ国の首脳会談にも臨みます。
岸田首相との貴重なインタビューの中で、モンゴメリーは、日本に従来の平和主義の過去からの脱却を促す原因となった地政学的緊張の高まりについて議論しました。これに対して、第2次世界大戦時中の日本の軍国主義で多大な被害を受けた中国やアジアの他地域では反発が根強くあります。
岸田首相は、「我が国の周辺においては、弾道ミサイルや核の開発を進めている国、また不透明な軍事力の増強を進めている国がある。そして実際に南シナ海、東シナ海においては、力による現状変更が現実に行われている」と述べました。日本、フィリピン両国に関係する中国の強硬な海洋進出を念頭に置いた発言とみられます。
日本の抑止力や対抗能力を構築することは日米同盟にとっても不可欠だと述べました。
岸田首相の発言は、日本と米国にとって政治的な分岐点となるタイミングに述べられました。首相は国内で支持率が低迷し、米国では大統領選挙が近づいており、トランプ前大統領が来年ホワイトハウスに返り咲いた場合、政策が見直される可能性もあります。
しかし、岸田首相は「日米関係はかつてなく強固になっている」とし、「米大統領選の結果にかかわらず、米国民に日米関係の重要性を認識してもらうことが重要だと考えている」との立場を維持しています。
Desmond Chung | CNN コミュニケーションズ
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