デンソー、「第12回農業Week」に出展
Aichi, Japan, Oct 12, 2022 - (JCN Newswire) - 株式会社デンソー(共同出展:株式会社デンソーアグリテックソリューションズ)は、2022年10月12日(水)から14日(金)まで、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催される日本最大級の農業・畜産の総合展「第12回農業Week」に出展します。
食農分野では就農人口の減少や気候変動による不安定な農業生産などが、世界的な課題となっています。デンソーは、これまで自動車分野で培ったモノづくり技術を生かして、食農分野全体へ新しい価値を提供していきます。今回の展示では、露地/土耕ハウス向け自動潅水システム、施設園芸ハウス向け農業用自動収穫機、小型モバイル冷凍機、QRトレーサビリティシステムと、食農に関するさまざまな展示物を紹介します。
出展内容
◇「自動潅水システム」
今回デモ機にて紹介する自動潅水システムは、大量生産されている品質の高い車載用のセンサ―とバルブを農業用に転用し、生育ばらつき抑制・故障の見回り作業効率化および潅水チューブのコスト低減を実現します。また、気象モジュールは、労働負荷の低減となる生育状態の予測や、収穫量の減少抑制となる病虫害リスクの予測を通知します。収穫量の安定化と労働負荷の低減により農業従事者にうれしさを提供するシステムで、農業の持続的な発展に貢献することを目指します。
◇「農業用自動収穫機」
農業における担い手の減少と高齢化に対応するため、大玉トマト・個採り用の自動収穫機(デモ機)で農作業の省力化に貢献します。搭載されたカメラで収穫物を認識し、AIを用いて自動で収穫します。クローラー型によって土の上でも自動走行できることで、より幅広い農場への導入につながります。
◇「小型モバイル冷凍機“D-mobico”(ディー・モビコ)」
近年の電子商取引市場の拡大に伴う宅配でのドライバー不足を補い、物流効率化に向けた、小型・軽量で持ち運び可能な冷凍機を出展します。従来の冷凍機付きトラックでなくても、乗用車に本製品を載せることで温度管理輸送ができるようになり、冷蔵・冷凍でのさまざまな食品配送につながります。
◇「QRトレーサビリティシステム」
農水産品の価値を正しく消費者に伝えることで、消費者のより適正な評価に繋げるための情報システム(デモ機)を出展します。商品のQRコードを読み取ることで、店頭サイネージや消費者のスマートフォンに産地の写真や動画、出荷日などのトレーサビリティ情報などの商品情報が表示できるようになり、消費者への情報提供に貢献します。
今後もデンソーは、食農分野での新たな価値の提供を目指して取り組んでいきます。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://www.denso.com/jp/ja/news/newsroom/2022/20221011-01/
概要:株式会社デンソー
詳細は https://www.denso.com/jp/ja/ をご覧ください。
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