TOKYO, Dec 6, 2021 - (JCN Newswire) -  エーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役 CEO:内藤晴夫)は、2021 年 12 月 7 日から 10 日まで米国テキサス州サンアントニオおよびバーチャル形式で開催される「第 44 回サンアントニオ乳がんシンポジウム(San Antonio Breast Cancer Symposium:SABCS2021)」において、自社創製のエリブリンメシル酸塩(製品名:「ハラヴェン(R)」、ハリコンドリン系微小管ダイナミクス阻害剤、以下 エリブリン)および抗体薬物複合体(Antibody Drug Conjugate:ADC)の MORAb-202 に加え、当社の米国研究子会社であるH3 Biomedicine Inc.創製の H3B-6545(選択的エストロゲン受容体α共有結合型アンタゴニスト)に関する最新情報を発表することをお知らせします。

本学会では、エリブリンについて、本剤が上皮間葉転換の誘導を介して後治療の効果に与える影響に関する非臨床検討結果(抄録番号:P3-06-01)の発表が予定されています。

また、自社創製の抗葉酸受容体α抗体に酵素切断リンカーを介して、同じく自社創製の抗がん剤エリブリンを化学結合させたエーザイ初の ADCである MORAb-202 について、トリプルネガティブ乳がんの Patient-Derived Xenograft モデルにおける抗腫瘍効果の検討結果(抄録番号:P5-08-02)の発表が予定されています。MORAb‐202 について、当社は、2021 年 6 月にブリストル マイヤーズ スクイブ(本社:米国)と共同開発・共同商業化に関するグローバルな独占的戦略的提携契約を締結しています。

さらに、H3B-6545 については、エストロゲン受容体陽性、HER2 陰性進行性乳がんを対象とした、単剤の臨床第II相試験(抄録番号:P1-17-10)およびパルボシクリブとの併用療法の臨床第Ⅰb 相試験(抄録番号:P1-17-03)の結果に関する発表が予定されています。

当社は、がん領域を重点領域の一つと位置づけており、がんの「治癒」に向けた画期的な新薬創出をめざしています。最先端のがん研究から革新的な創薬を行い、がん患者様とそのご家族、さらには医療従事者の多様なニーズの充足とベネフィット向上により一層貢献してまいります。

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概要:エーザイ株式会社

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