TOKYO, Sep 27, 2022 - (JCN Newswire) -  公益財団法人マツダ財団(理事長 菖蒲田清孝)は、2022 年度の研究助成を決定しました。今年度は、全国の大学・研究機関などから 269 件の応募があり、その中から「科学技術振興関係」として31 件に助成金額 3,300 万円を、また「青少年健全育成関係」として 5 件に助成金額 400 万円の研究助成を決定しました。合計では、36 件、総額 3,700 万円となります。

なお、科学技術振興関係の助成対象の中から、若手研究者を主たる対象とし選考委員会が特に優れた研究であるとみなした 4 件の研究に対し、「マツダ研究助成奨励賞(科学技術振興関係)」を授与し、副賞として研究助成金 50 万円を各々追加助成します。

今年度の研究助成は次の通りです。

1. 科学技術振興関係の研究助成は、助成 31 件、助成金額は 3,300 万円です。先進的・独創的、循環・省資源に貢献する研究を助成対象としています。また次世代を担う若手研究者および未来をひらく芽となる萌芽的研究を優先して助成しています。

中国地方では、「イオン結合性ナノシートのヘテロ集積化による機能性材料の開発」(広島大学)、および「脳磁界バイアス方式による多チャンネル非侵襲ブレインマシンインタフェースの開発」(広島市立大学)などの計 8 件が選ばれました。

「マツダ研究助成奨励賞」では、既存技術の延長でない革新的な研究として「巨視的量子性の観測に向けた低散逸懸架軟磁性球の作製と実証」(学習院大学)、「カラー・蛍光画像の入力と深層学習による安価・小型で高精度な「種子用大豆」選別機の開発」(新潟大学)など4件が選ばれています。

2. 青少年健全育成の研究助成は、助成 5 件、助成金額は 400 万円です。青少年の健全育成に係る教育現場及び市民活動の活性化に役立つ汎用性の高い研究(基礎的研究を含む)で、現代社会の問題・課題を掘り下げた研究を、助成対象としています。

今回は、「ひきこもり」(松山大学)、「外国籍住民の防災学習」(広島大学)、「ヤングケアラー」(島根大学)、「ひとり親家庭」(大阪体育大学)、「若者の居場所」(浜松医科大学)と現代の社会課題を取り上げたニーズの高い研究が選ばれています。

なお、2023 年度青少年健全育成のための市民活動支援につきましては、10 月中旬に、広島、山口両県で募集を開始します。

マツダ財団は、科学技術の振興と青少年健全育成のための助成などを行うことにより、世界の人々が共に繁栄を享受し、心豊かに生きることのできる社会づくりに寄与することを目的として、1984 年に発足しました。これまでの助成実績は今回を含め合計 2,539 件、19 億 3,379 万円となりました。

今後一層、公益財団法人としての使命を果たし、社会のお役に立てるよう、マツダ財団はこれからも更なる社会貢献に取り組んでまいります。

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://newsroom.mazda.com/ja/publicity/release/2022/202209/220927a.html

概要:マツダ株式会社

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