TOKYO, Sep 30, 2022 - (JCN Newswire) -  NECは、東京都水道局に、各種申込等の手続きのデジタル化や水道の使用状況を可視化して、住民の利便性向上と職員の業務効率化を実現する「NEC水道窓口クラウドサービス」を提供します。東京都水道局は、住民向けに本年10月1日からサービス開始予定です。なお、約1,360万人に給水する東京都水道局への導入は、本サービス最大の事例となります。また、スマートメータ(注1)と連携した水道局の窓口サービスを本格的に導入するのは業界初(注2)となります。

導入の背景とデジタル化の概要

昨今、自治体の事業において住民の利便性向上や自治体職員の人手不足への対策としてDXが推進される中、多くの水道事業体では電話や郵送等での申込受付や人手による水道検針など、時間を要する従来の業務が残っています。そこで東京都水道局では、デジタル化をより一層推進することにより、住民へのサービス向上と職員の業務の効率化を図るため、本サービスの導入に至りました。

今回、NECが東京都水道局に提供するサービスは、水道料金の収納等の住民サービスと水道検針による使用水量のお知らせ票発行等の水道業務のデジタル化を実現します。

具体的には、スマートフォンアプリやWEBサイトから、各種申込や上下水道料金・使用水量の照会、電子決済、お知らせ通知の確認等をオンライン、ペーパーレスで行うことが可能になります。

これらのサービスを24時間、どこからでも簡単に利用することができるようになるため、住民の利便性向上に寄与するほか、将来的に職員の窓口業務やコールセンター業務の効率化も実現します。

サービスの新機能

本サービスは、新たにスマートメータとの連携や災害時給水ステーションの照会機能を強化しました。スマートメータとの連携により、日々の水道利用状況を把握できるようになることで見守り機能(注3)を実現します。一人暮らしの高齢者宅などを対象に、一定期間の水の不使用等を検知した場合に予め登録された連絡先に通知を行います。さらに、この連携により漏水の早期発見も可能となります。また、災害時給水ステーションの照会機能では、スマートフォンのGPSと連携し、最寄りの給水ステーションを表示し、地図アプリと連携したルート案内等が可能となります。災害時にスマートフォンがオフラインになった際の備えとして、給水ステーションの案内PDFを事前にダウンロードしておく機能も提供しております。

なお、NECは本サービスを「地方自治情報化推進フェア2022」(会期:11月1 日(火)から2日(水)、会場:幕張メッセ 展示ホール7・8)に出展します。

NECの出展内容はこちら:
https://jpn.nec.com/kokyo/info/event/jlis2022.html

今後もNECは本サービスをはじめ、DXを推進するソリューションやサービスの開発を加速・強化し、安全・安心・公平・効率な社会の実現に貢献していきます。

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://jpn.nec.com/press/202209/20220930_02.html

概要:日本電気株式会社(NEC)

詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。

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