TOKYO, Nov 24, 2021 - (JCN Newswire) -  2021年11月24日 NECファシリティーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:松下 裕、以下NECファシリティーズ)は、運用管理力の低下やリソース不足に悩む製造業の企業に対し、工場施設診断や課題の改善提案、業務アドバイスなどを行うプロフェッショナルである施設管理マイスターを全国の事業拠点に配置し、工場施設管理業務の専門的な診断・改善サービスの提供を本年12月1日より開始いたします。施設管理マイスターは当社における認定を経た施設管理のプロフェッショナル人材であり、また本サービスの名称でもあります。

背景

近年、国内における人口減、高齢化が社会課題となっており、特に製造業の工場においては大きな問題となっています。工場の継続的運営は各施設に応じた専門的な技術知識、経験、スキルが要求されますが、従業員の高齢化や離職、若年層の採用難は工場運営の消耗・弱体化をまねき、企業経営の大きなリスクとなっています。

今般NECファシリティーズが開始する施設管理マイスターによる診断・改善サービスは、こうした企業経営リスクを軽減し、更にはお客様の強靭な工場運営力の維持・向上を目指すものです。

概要

施設管理マイスターは、施設管理実務に必要とされる設備知識、公的資格(電気主任技術者、冷凍機械責任者、ファシリティマネジャーなど、5種以上)を有し、当社の体系的な教育の受講、複数専門領域の横断的実務経験、種々の現場改善活動を通じた課題解決能力、顧客対応力などに関するNECファシリティーズ独自のマイスター認定制度をクリアしたプロフェッショナル人材です。

施設管理マイスターは、認定条件を満たす社員を事業拠点長が推薦し、施設管理事業を統括する役員による面接選考を経て認定されます。このような認定制度は製造業、建設業などをはじめ様々な業種で設定されていますが、自社の後進への指導者的なものが多く、今回のように、お客様の工場施設および管理業務自体の診断、改善提案・支援等をはかることを目的としてマイスターを自社認定し、展開するサービスは国内の施設管理業界において初めてとなります。(注1)

NECファシリティーズは、施設管理マイスターを全国12箇所の事業拠点にそれぞれ2名以上を順次配置し、域内の顧客に対し専門的見地に基づいて、工場施設個別機器から全体システムまでの改善、運用課題の解決、消費エネルギー低減の他、それら施設の管理業務自体の状態診断、改善提案、支援、不足リソース補完といったサービスを展開します。

本診断・改善サービスは、簡易無償診断から要望に応じた詳細な有償診断までを提供します。さらに、診断、コンサルティングに留まらず、その結果からTotal IFM*を駆使することによる改善の実施や、管理自体のアウトソーシングに至るまでの一貫したサービス提供が可能です。

施設管理マイスターはお客様工場施設における課題解決の直接的かつ中核的役割を担うものであり、お客様の工場運営における様々な問題に直接向き合い、早期かつ的確な課題解決をはかります。

NECファシリティーズは施設管理マイスターを活用いただくことでお客様の企業経営リスクを軽減することを目指してまいります。

今後の展開

NECファシリティーズは、お客様工場のライフサイクルマネジメント(Factory life cycle management)にTotal IFMで貢献し、総合的な課題解決を提供しています。今後、施設管理マイスターを中核に、Total IFM*を通じたお客様の工場施設運営事業において2025年に2,000億円の売上を目指しています。

*Total IFM (Integrated Facility Management)について

NECファシリティーズの持つ施設管理・建設・環境・不動産・保険の5つの事業のシナジーにより、製造業の工場を中心にお客さまの事業活動の「探す」「建てる」「使う」「守る」を提供。お客さまの工場ライフサイクルマネジメント(Factory life cycle management)に貢献し、お客様価値の最大化を推進します。

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://www.necf.jp/information/20211124.html

概要:日本電気株式会社(NEC)

詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。

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