TOKYO, Dec 5, 2022 - (JCN Newswire) -  アイテック阪急阪神株式会社(本社:大阪市福島区、社長:水本好信)、阪神電気鉄道株式会社(本社:大阪市福島区、社長:秦雅夫)、阪神ケーブルエンジニアリング株式会社(本社:兵庫県西宮市、社長:藤井啓詳)及び日本電気株式会社(本社:東京都港区、社長:森田隆之)は、鉄道事業のより安全・安心かつ効率的な運営の実現を目指し、阪神本線においてローカル5G(※1)及びAI画像認識等を活用した実証実験を開始します。なお、本実験は総務省「令和4年度 課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証(特殊な環境における実証事業)」の一環として行うものです。

背景・目的

阪急阪神ホールディングスグループでは、デジタル技術の活用による既存事業の生産性・効率性の向上や、デジタル空間等における新たな収益事業の創出を目指しており、様々なデジタルトランスフォーメーション(DX)に関する取組みを進めています。

鉄道事業においては、将来、国内労働力人口の減少によって懸念される乗務員、保守作業員等の不足に対応するため、新技術の活用による更なる安全性向上と鉄道運営効率化の実現に向けて検討を行っており、昨年度は阪神電車武庫川線においてローカル5GやAIの活用に向けた基礎検証(※2)を実施しました。

今年度は昨年度の基礎検証の発展として、車地上間通信を基盤としたシステムを新たに開発し、運行管理システム等の既存システムとの連携試験や現場での試行により、安全対策の高度化や設備点検業務の省人化等に係る有効性評価、課題抽出及び将来実装に向けた具体的な検討(課題実証)を行います。なお、ローカル5GについてはSub6帯(※3)の電波を利用し、阪神本線の一部区間(西宮駅~芦屋駅、御影駅周辺)をカバーするよう環境構築を行い、鉄道線路上における電波伝搬や線路外への電波漏洩抑制手法に関する技術的検証(技術実証)を実施いたします。

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://jpn.nec.com/press/202212/20221205_01.html

概要:日本電気株式会社(NEC)

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