TOKYO, Nov 24, 2021 - (JCN Newswire) -  三菱商事株式会社(以下「当社」)は、現在、鎌倉市及び周辺地域におけるスマートシティの実現に向け、自治体とも連携しながら各種検討を進めており、今般、医療法人徳洲会湘南鎌倉総合病院(以下「湘南鎌倉総合病院」)、湘南ヘルスイノベーションパーク(以下「湘南アイパーク」)、三菱電機株式会社(以下「三菱電機」)、株式会社マクニカ(以下「マクニカ」)と共同で、湘南アイパークの敷地内において自動運転技術と医療を組み合わせたサービスに係る実証実験を実施することとなりました。

鎌倉市深沢地区及び藤沢市村岡地区では、神奈川県・鎌倉市・藤沢市・湘南鎌倉総合病院・湘南アイパークの官民5者による「ヘルスイノベーション最先端拠点構想」の検討が進んでおり、湘南アイパークの施設運用者である三菱商事・ユービーエス・リアルティ株式会社への事業投資先支援の一環として、当社も構想の実現に向けて協力しております。

当該構想実現に向け、地域医療の利便性向上は重要検討事項の1つとなっており、今般、その第一段として、当社は官民5者と連携のうえ、鎌倉市民・藤沢市民を中心に約1,000人のモニターを募り、湘南アイパークの敷地内において、各種医療サービスを付加した自動運転車両の走行実験を行います。

今回の実証実験では、医療機関への移動中、自動運転車両の中で、受診手続き、バイタルサインの計測やデジタル問診等を行えるプログラムを想定しており、将来的には、本サービス導入により、地域住民の自宅と医療機関の容易なアクセス、医療機関によるスムーズな診察や待ち時間の削減等の実現を目指しております。

尚、この実証実験は、神奈川県による補助金支援(公募型『ロボット実証実験支援事業』)及び鎌倉市・藤沢市による後援のもと実施致します。

併せて、当社は、鎌倉市の「スーパーシティ構想」において、鎌倉市の民間連携事業者候補に選定されており、当社のグローバルなビジネスネットワークを最大限活用し、地場企業との連携を通じたエリア価値向上、生活利便性・安全性を高める各種都市サービスの導入検討を行ってまいります。

当社は、国内外においてDX(Digital Transformation)によるデジタル技術を駆使した様々な都市サービスの導入と、エネルギーの低・脱炭素化を目指すEX(Energy Transformation)を掛け合わせた、自立分散型コミュニティを通じたカーボンニュートラル社会の実現に向けて、都市のスマートシティ化を目指した都市運営事業を次世代の新規事業として取り組んでおり、鎌倉市及び周辺地域においてもサービス利便性向上や環境負荷低減等に資するスマートシティの実現に取り組んでまいります。

本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
https://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/pr/archive/2021/html/0000048166.html

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