TOKYO, Mar 18, 2022 - (JCN Newswire) -  三菱重工業は、当社三原製作所(広島県三原市)の各工場から排出されるCO2を2023年度末までに完全にゼロとし、三原地区における”カーボンニュートラル工場”の実現を目指します。

この取り組みは、当社グループの事業活動に係る全てのCO2排出量を2040年までにNet Zeroとすることを目標に掲げる「MISSION NET ZERO」達成に向けた強い意志と実現性を示すものです。

三原製作所内にある糸崎・古浜・和田沖の3工場から排出される年間1万トンのCO2をカーボンニュートラル化するため、電気事業者と協働し、PPA(Power Purchase Agreement:電力販売契約)方式による太陽光発電(PV:Photovoltaic)設備を導入することで、三原製作所内の全ての電力需要を非化石電力で賄う計画です。
さらに、三原製作所を、当社グループが保有する熱源電化や燃料転換といったカーボンニュートラルを実現する技術の開発フィールドとして活用する予定で、カーボンニュートラルソリューションを挑戦的かつ合理的に実装した工場とし、カーボンニュートラル工場を実現する計画です。

これらの取り組みは、脱炭素化を推進する企業や団体などの有益なモデルケースとなる可能性を秘めています。これによるCO2削減量は、スギ70万本分の年間CO2吸収量に相当しますが、今回協働する電気事業者とは、この後も引き続き、カーボンニュートラルソリューションの開発や提案について協働の可能性を検討していきます。

工場の100%カーボンニュートラル化を実現するには、きめ細かいCO2排出源分析に基づくカーボンニュートラルソリューションの実装と、先進的な技術ならびに仕組みの適用が不可欠です。三菱重工グループは、自社工場などを活用した実践的な取り組みを通じて、当社が保有する熱源電化、燃料転換といったカーボンニュートラルを実現する技術の実証や、再生可能エネルギーをはじめとした脱炭素電源の導入などのソリューションを開発・提案することで、世界のCO2排出削減とカーボンニュートラル社会の実現に貢献していきます。

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://www.mhi.com/jp/news/22031803.html

三菱重工グループについて

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