TOKYO, Nov 18, 2022 - (JCN Newswire) -  三菱自動車工業株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長兼最高経営責任者:加藤 隆雄、以下三菱自動車)が技術支援する「チーム三菱ラリーアート」は、11月21日(月)に開幕するアジアクロスカントリーラリー(以下、AXCR)の2022年大会に『トライトン』(T1仕様=改造クロスカントリー車両)の3台体制で参戦します。

同チームは大会初日となる21日、タイ北東部ブリラムでスペシャルステージ(以下、SS)を走行した後にセレモニアルスタートを行い、翌22日からはタイ国内の本格的なステージに臨み、26日にカンボジア北西部のシェムリアップのゴールを目指します。

「チーム三菱ラリーアート」は開幕に先立ち、11月9日(水)タイのチョンブリ県シラチャにあるミツビシ・モーターズ(タイランド)・カンパニー・リミテッド(MMTh)のテストコースでAXCR本番に臨む『トライトン』のシェイクダウンを実施しました。例年は雨季である8月に開催されていたため、ぬかるんだ泥道や川渡りなどの難コースが待ち受けていましたが、今回はコロナ禍により乾季の11月開催としたため、乾燥したオフロードでの走行が中心と予想される一方、従来の難コースに加え、急勾配の登坂路など例年とは違った新たな見どころが予想されます。「チーム三菱ラリーアート」はこれに対応すべく、計約1,900kmに及ぶ耐久試験を実施して『トライトン』の信頼性・耐久性を確認しながら、エンジンや足回りを最終調整して力強い走りと軽快なハンドリングを実現。今回のシェイクダウンでは、これらが狙い通りに仕上がっていることを確認しました。

AXCRに出場する二輪部門21台、サイドカー部門2台、四輪部門32台、トラック部門1台の合計56台は、21日に市内で大会最初のSSを走行した後、チャーン・アリーナ・スタジアムでセレモニアルスタートを実施して初日のレグ0を終了予定。翌22日のレグ1から本格的なラリーが始まり、24日のレグ3まではタイのブリラムを拠点としたコースで競われます。25日にタイとカンボジアの国境付近でのレグ4を終了した後にカンボジア入りし、26日のレグ5は世界遺産のアンコールワット近郊でゴールを迎えます。

当社の副社長(ものづくり担当)、長岡宏のコメント
「当社の開発チームに属するWRCやダカールラリーで数々の勝利を獲得した歴戦のエンジニアたちが中堅・若手に技術を継承しながら、『トライトン』を過酷なAXCRでも戦い抜けるクルマに鍛え上げました。ダカールラリー2連覇を成し遂げた増岡総監督を筆頭に、チーム一丸となって三菱自動車らしい力強い走りを披露してくれると確信しています。『チーム三菱ラリーアート』の活躍に、ぜひご期待ください」

「チーム三菱ラリーアート」総監督、増岡浩のコメント
「総監督としてチームを勝利に導くために、これまでラリーで培ってきたノウハウを活かし、チーム体制を整えながら、ラリーカーを仕上げてきました。『トライトン』は走る度にレベルアップを果たし、速く・強く・壊れないクルマに仕上がっています。チームを支えるサービス体制もしっかり作り込み、ドライバーが持てる力を100%発揮できるようメンタル面のサポートも行っています。チーム全体がタフな挑戦に向けて準備万端です」

[AXCRスペシャルサイトでデイリーレポートを配信]
三菱自動車では、11月21日(月)の大会初日から26日(土)の最終レグまで、最新のデイリーレポートを同社のAXCRスペシャルサイトで紹介します。
https://www.mitsubishi-motors.com/jp/innovation/motorsports/axcr2022/

[『トライトン』ラリーカーレプリカ・国内展示予定]
AXCR2022の開幕直前となる11月19日(土)20日(日)、東京お台場で開催されるJAFモータースポーツジャパン2022の三菱自動車ブースにおいて、『トライトン』ラリーカーAXCR2022参戦車両レプリカを国内初披露します。

●JAFモータースポーツジャパン2022:
http://www.motorsport-japan.com/

また、AXCR2022開幕となる11月21日(月)からは東京都港区の本社ショールームにて同車を展示いたします。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsrelease/2022/detail5666.html

三菱自動車について

三菱自動車はSUVづくりのノウハウとラリーで培った四輪制御技術、そして電動化技術に強みをもつ自動車メーカーです。ルノー、日産とのアライアンスメンバーであり、日本をはじめ、タイ、インドネシア、中国、フィリピン、ベトナム、ロシアなどに生産拠点があり、グローバルで約30,000名の従業員を擁しています。
2009年には世界初の量産EVであるアイ・ミーブ、2013年には世界初のSUVタイプのプラグインハイブリッドEVであるアウトランダーPHEVを発売するなど電動車普及に取り組んでまいりました。
2020年には新環境計画パッケージを策定し、脱炭素化社会の実現に貢献しながら、行動範囲を広げたい、さまざまなことに挑戦したいというドライバーの想いに応えるクルマづくりを推進しています。
詳細については、当社ホームページをご覧ください。 https://www.mitsubishi-motors.com/jp/

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