BANGKOK, Nov 22, 2021 - (JCN Newswire) -  タイ保健省は、国際医療大麻研究センターの設立に関する覚書(MoU)をRxLeaf World Medicaと締結しました。今回の動きは、世界的な大麻の生産・開発ハブになるというタイによる計画の一環です。同センターでは、カナダやオランダなど各国の医師や研究者、専門家らが大麻製品の研究開発を行うとともに、医療用大麻の知識を交換することで、医療用大麻の遺伝子研究のナレッジハブとなることを目指しています。


タイ副首相兼保健相であるアヌティン・チャーンビラクルは、同省では医療用大麻とその安全な治療を促進していると述べました。研究によると、大麻は、癌、てんかん、筋肉痛を伴う多発性硬化症、神経痛などのさまざまな病気を治療することができます。

アヌティン保健相はまた、Covid-19の状況がタイ経済に影響を与えており、この状況を緩和するために、経済改革と新たな機会が必要であるとの認識を示しました。同センターは景気回復刺激策の1つです。これは、タイ政府が推進している、アジアの総合医療ハブとしての発展と、大麻製品の栽培、標準化、市場拡大、新製品への投資支援など大麻のバリューチェーンの発展にも合致しています。

医療業界は、その世界的な評価額が8兆3,000億米ドルであるのに対し、合法化された大麻市場は約125億米ドルであることから、経済改革の重要な見通しとなっています。(出典:WHOおよびプロヒビション・パートナーズ) タイはこの挑戦を受け入れる人的能力および物的能力と潜在能力の両方を有しており、同国にとって絶好の機会となります。

メディカル&ウェルネス・ツーリズムのハブを作ることで、統合医療や、癌や発作患者のためにハーブから開発された製品などの植物由来の製品、および化粧品や栄養補助食品を好む人々が集まります。さらに、これらの製品は食品・飲料市場に付加価値をもたらし、農家と起業家の双方が持続可能な製品を栽培し、開発することができます。

この方針に基づき、このたび、官民一体となって国際医療大麻研究センターを設立することになり、Amara Asia Company Limitedの子会社であるRxLeaf World Medica Company LimitedとMoUを締結しました。Amara社は、医療用の無溶剤技術を用いた大麻栽培や植物栽培の専門知識を有しています。

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